売り場観測・百貨店キャリア2月

2016/02/29 06:01 更新


より求められる汎用性

 百貨店キャリアの2月の春物は、トレンチコートとガウチョ、ワイドパンツが動いている。トレンチは裏張りがなく、長い間着られる商品が売れ筋。堅調なマザーニーズはノーカラーのツイードジャケットにワイドパンツなど、入卒だけでなく通勤シーンを想定したスタイリングが中心だ。ツイードのセットアップなどは厳しく「マザーニーズにまで汎用性が求められるようになっている」(小田急百貨店)という。

 松屋銀座本店はシングルトレンチ(税込み4万2120円、「ICB」)にガウチョパンツ(1万8360円、同)のコーディネートが人気だ=写真。トレンドに大きな変化がないなかで、スカートに見えるガウチョパンツ〝スカウチョ〟への反応が良いという百貨店が多い。

icb

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