アンダーカバー ブランド初のジン『SN』を発刊

2020/07/28 10:58 更新


 「アンダーカバー」はこのほど、ブランド初のZINE(ジン)、『SN』を発刊した。ジンとは、有志が制作する小部数の出版物のこと。アンダーカバーのデザイナー高橋盾とアートディレクターの永戸鉄也、フォトグラファーの水谷太郎、守本勝英を中心としたチーム、アンダーカバー・プロダクションが企画・制作した。

 アンダーカバー・プロダクションは18年に発足して以来、アンダーカバーだけでなく、「ヴァレンティノ」をはじめ国内外のブランドの広告ビジュアルや、前野健太やGEZANといったアーティストのミュージックビデオなどを手掛けてきた。

 SNは、「スピリチャル・ノイズ」の頭文字。第1号のテーマは「Fictional movie‐架空の映画‐」。メンバー4人のほか、海外からミュージシャンのトム・ヨークやレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーら、国内から漫画家の大橋裕之、映画監督のカンパニー松尾ら合計16人が参加し、イラスト、写真、コラージュ、絵画、漫画、文章などそれぞれの手法で独自の世界を表現している。

 A4サイズ、全128ページ、6800円。500部限定で販売する。カバーは、表裏に異なる柄が印刷されており、広げるとポスターになる仕様になっている。

『SN』第1号の表紙
『SN』第1号の中面

 同時にタイトルのSNをプリントしたTシャツ(6000円)も発売。ジンと限定柄のTシャツのセット(トートバッグ付き、1万2800円)もある。東京・青山の路面店や伊勢丹新宿本店、ギンザ・シックス、ドーバーストリートマーケット・ギンザ、阪急うめだ本店などで販売している。

ロゴ柄のTシャツ(6000円)も発売


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