デッカーズジャパンは9月10日、大阪・西心斎橋の「アグ」大阪店を日本初、世界でも2店目のコンセプトストアとしてリニューアルオープンする。特にアパレルを重視し、ブランドのルーツである米カリフォルニアのライフスタイルを打ち出し、若い女性や男性の取り込みを狙う。
内装には、昨年米ニューヨーク5番街にオープンした最新コンセプトストアのデザインを取り入れる。白を基調とした明るい空間とし、天然石の平台を使うなど自然の要素も取り入れる。
シューズは定番であるシープスキンのブーツだけでなく、スニーカー、サンダル、ルームシューズ、レインシューズなど幅広く揃える。最も強化したアパレルは肌触りの良いフリースやロゴキルティングのジャケット(2万~3万円台)、ロゴ刺繍のスウェットなどを揃える。若い層にもアピールしたいため、価格は抑え気味とする。靴下、バッグ、帽子など雑貨も拡充する。キッズ用も重視しており、靴は大人とリンクコーディネートできるアイテム、靴と帽子などのギフトパッケージを揃える。
アパレルや雑貨で20、30代女性や男性にアピールし、ブランドを活性化させる。今後、日本でのコンセプトストアの開発は未定だが、重厚感のある百貨店ショップは明るい内装に切り替えていく。