UAゼンセンは26年春闘の要求案を固めた。1月22日の中央委員会で決定する。全体として低下が続く実質賃金の引き上げを重視する。
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前年に続き正社員の労働条件ではベースアップ4%などを求め、賃金水準が低い組合では格差是正分として1%を上乗せする。これにより、物価上昇を1%上回る実質賃金引き上げがノルム(社会通念)になることを目指す。パートの賃上げではベースアップで時給の5%・65円引き上げを求めるが、人手不足が深刻な流通では過去最高という6%・70円を掲げる。企業内最低賃金は29年までに時給1500円とすることをにらみ、1300円を要求する。
2月20日までに要求を提出、3月18日をヤマ場に設定して闘争を組み立てるが、ベースアップなどによる実質賃金上昇の環境整備に向けて署名活動を行い総理大臣宛てに要請することにしている。