ユナイテッドアローズ、AIで業務課題解決へ

2022/11/08 06:29 更新有料会員限定


 ユナイテッドアローズ(UA)は社内に専任チームを設け、業務上の課題をAI(人工知能)で解決するプロジェクトを進めている。その成果の一つとして、自社EC上でのクレジットカードの不正検知にAIを導入し、劇的な成果を挙げた。現在、担当チームはヒアリングやワークショップを通じて全社から課題を洗い出し、物流倉庫の運用の効率化など、AIがマッチしそうな事例から優先順位をつけて取り組み始めている。

 同社が導入しているのは、データロボット社のAIクラウドプラットフォーム。20年4月から、自社ECでのクレジットカードの不正検知に役立つのではと見込み、導入・稼働した。稼働後「不正利用の発生率、チャージバックの被害額がスピーディーに激減。鎮静化できた」と同社ITソリューション本部の木下貴博EC開発部部長。「抑止効果もある」としている。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワードデジタルニュース電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事