蔦屋書店 上海に中国2号店をオープン

2020/12/24 06:26 更新


租界時代の建物をリノベーションした

 蔦屋書店の子会社、蔦屋投資上海は上海万屋文化傅播とフランチャイズ契約を結び12月24日、上海初の蔦屋書店「上海上生新所蔦屋書店」を開設する。

 10月に開設した杭州店に続く中国2号店。出店場所は上海中心部の延安西路沿いにある築約100年の上生新所(コロンビアサークル)の7号棟で、店舗面積は2層2036平方メートル。

 租界時代に米国人の社交場として使われた洋館をリノベーションした。1階は「知性を磨く」をテーマに一般書籍・文具などを販売し、雑誌コーナーには世界の雑誌から160タイトルを揃える。イベントスペースとカフェも併設する。2階は「感性を身につける」をテーマにアート関連や限定本、工芸品を扱う。ワークショップをするスペースとバーを併設する。

 今後は「杭州や上海の店舗と同様に、街の歴史や文化、そして蔦屋書店の価値観を共有して頂けるパートナーが所有する物件を総合的に判断して100店の出店を目指す」計画。

(上海支局)

1階にはカフェを併設する
2階はアート関連の書籍などを扱う


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