紳士靴「ウィールローブ」 革靴の良さ伝えファン増やす

2018/11/07 06:30 更新


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 トライアップ(東京)のオリジナルブランド「ウィールローブ」はスニーカーブームが続くなか、卸し先とともに革の良さを伝えることで日本製の紳士靴ファンを少しずつ開拓している。

(大竹清臣)

 同ブランドは15年秋冬から日本製に切り替え、同社のある浅草をはじめ、北千住周辺の靴産地としての背景を活用し、グッドイヤーウェルト製法で仕上げる。木型は40年代のUSネイビーのサービスシューズと矯正靴をベースに2型を作成。アッパーには、米ホーウィンのオイルを含み肉厚の割に柔らかい革、クロムエクセルを使った。プレーントウ、モックトウなど4万円。

高いコスパ

 革靴は、ぱっと見や足入れしただけでは良さが伝わりにくい。履き込んで数年経つと革が足になじみ、良さを実感できる。価格も革靴入門者には高額に感じられるかもしれないが、長期的な視野に立てばコストパフォーマンスは高い。グッドイヤーウェルト製法を採用しているのも修理を繰り返して長く履いてもらうためだ。

 「こうした革靴の魅力を卸し先と共有し、しっかり店頭で伝えてもらうのが大事」(工藤類代表)としている。

定番をストック

 シューケアの相談も受ける。さらに靴の商売は在庫リスクが大きいため、定番品の在庫は同社がストックし、卸し先からの追加発注に応える。

 19年春夏はドレスシューズの要望に対応し、ストレートチップを出す。サイドのマットガードをイメージした切り替え、外羽根式などでカジュアルな表情に仕上げた。4万2000円。革靴に合うクロムエクセルを使ったベルトも提案する。浅草の熟練職人が手掛けた25ミリ(1万3000円)と30ミリ幅(1万4000円)の2型、黒とバーガンディを揃える。

ドレス色の強いストレートチップの紳士靴

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