《どう作るどう売る》ナイトブラ ダイヤ柄の接着生地でサポート

2021/05/03 06:28 更新


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 トリンプ・インターナショナル・ジャパンの快適ブラジャー「スロギー・ゼロフィール」から今春、ナイトブラが登場した。2年をかけた開発を担当した、河野智美スロギー事業本部プロダクト&マーチャンダイジング部マネージャーに聞いた。

 ナイトブラのマーケットには以前から注目していました。一昔前は大きなバストの人が使っているイメージでしたが、バストの大きさや年齢に関係なく、多くの女性が使うようになりました。販売員にも「着けた方がいい?」という問い合わせが増えています。

 既存のゼロフィールをナイトブラとして使っている人もいるようですが、寝るとき専用を作ろうと2年以上前から開発に取り組んできました。

 素材探しに1年かかりました。寝るときに身に着けたいのはやはり天然素材。特に日本人には綿が好まれます。表面はつるりとしたゼロフィールらしさを残しつつ、肌側には綿混素材を使いました。

 ゼロフィールの最大の特徴は接着技術を活用し、無縫製で作られていることです。ナイトブラは睡眠時のバストの横流れをサポートする必要があり、そのためにどう接着させるかに苦心しました。

 肩からバストサイド、アンダー部分には、バストの横流れを防ぐ「ダイヤサポートボンディング」をしています。接着をダイヤ形にすることで、伸縮性も程良くありながら、サポートも可能になります。バストを支える機能が見た目にも分かるようデザインしています。

 初回の生産量は抑えてGMS(総合小売業)の限定店舗と公式サイトで販売を始めます。ただ、百貨店や専門店など取引先や販売員からも欲しいという声が上がっています。発売前からの社内外の反響の大きさや、ナイトブラが習慣化していることから、成功を確信しています。

 今では累計販売860万枚を超えるゼロフィールも、初回のスタートは小さかったことを思い出します。

「素材選びや加工方法など、スロギー・ゼロフィールらしいナイトブラ作りに2年かかった」と話す河野さん

(繊研新聞本紙21年3月18日付)


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