東洋紡、エルサルバドルの子会社を休止 戦後の日本企業による海外進出の先駆け

2026/09/02 06:27 更新NEW!


北・中米、カリブ海地域に生地を輸出してきた

 東洋紡はエルサルバドルの繊維子会社、インダストリアス・ウニダス(サンサルバドル、井上雅人代表)の事業休止を決めた。同社は営業赤字が続いており、ポートフォリオ改革の一環としている。

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 55年に呉羽紡績(現東洋紡)が設立、日本企業が戦後に初めて海外進出した事例として知られている。現在の出資比率は東洋紡92.6%、現地7.4%。紡績、織布、仕上げまで一貫生産で、綿100%やポリエステル・綿混織物を中心に、ユニフォームやカジュアル用の生地を北・中米、カリブ海諸国に輸出してきた。

 近年は赤字が続いており、26年3月期決算は売上高1370万8000ドル、営業損益281万8000ドルの赤字。より収益力の高い事業に経営資源を集中する施策をグループで進めており、その一環。同社の収益性や今後の事業継続の可能性について総合的に判断した。

 事業休止は26年11月末。当該事業の客、取引先、従業員、地域社会への影響を最小限に抑えるよう対応していくとしている。



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