東急不動産が4月17日に東京・原宿に開業した商業施設、東急プラザ原宿「ハラカド」(運営・東急不動産SCマネジメント)は売り上げが「おおむね好調」(小柴るみ運営推進本部第1運営部原宿プロジェクト推進課課長兼東急プラザ原宿「ハラカド」・東急プラザ表参道「オモカド」総支配人)だ。店舗によって差はあるものの、話題性が高い新業態や原宿の特性に合った店などが順調。近接する東急プラザ表参道「オモカド」の売り上げは24年3月期に続き今期も2ケタ増と好調で、連携を強め、相乗効果の拡大を目指す。
(有井学)
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ハラカドは年内にオープン予定の「ディオール」などを含めて75店。地下1階の銭湯「小杉湯原宿」や地上3階に入るラウンジやギャラリー、スタジオなど物販以外のテナントが多いため、「通常のSCのような売り上げ指標での評価が難しい」が、「全体としてはまずまずの手応え」。地元客や原宿に来街するファミリーなど客層は幅広い。インバウンドも多く、5階の飲食ゾーンでは「平日の昼は半分以上を占める」。
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