東急が新中計 効率性を重視しながら成長分野へ投資

2024/03/26 17:30 更新有料会員限定


 東急は24年度(25年3月期)から26年度までの新しい中期経営計画を発表した。「従来のような規模拡大だけでなく、効率性を重視」(堀江正博社長)しながら、不動産開発や既存事業の「バリューアップ」投資などを拡大する。SCを含むリテール事業売り上げも伸ばす。連結営業収益を24年度で1兆500億円(23年度見込み1兆414億円)、25年度で1兆600億円、26年度で1兆800億円、営業利益を24年度で840億円(900億円)、25年度で850億円、26年度で950億円とする計画だ。

(有井学)

 「既成概念にとらわれず、能動的に行動し、新しい価値を生み出す『クリエイティブ・アクト』」を中計の「ビジョンワード」とする。サステイナブル経営を推進するとともに、「交通事業と不動産事業を軸に、リテールを中心とした生活サービス事業などと事業間シナジーを創出し、コングロマリットプレミアムを実現する」。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事