エクスプローラーズトーキョーの「ティーケータケオキクチ」は2年前のリブランディング以来、20~30代男性の新規客を獲得し、売り上げが前年比5%増で推移している。「タケオキクチ」のDNAを継承する弟分的な位置づけを明確にし、ジャケットやセットアップなどテーラードアイテムを強化したことが大きい。
秋の立ち上がりも、仕掛けたアウターがヒットしている。レザーのライダーズジャケットやスイングトップのブルゾン、ジャージーのセットアップのほか、「リー」「チャンピオン」との協業品も動いている。秋の目玉の協業では、ロンドンのスタイリスト、ハリス・エリオット氏と組んだ。同氏は、菊池武夫氏との親交も深く、15年秋冬ショーのスタイリングも行った。
協業品はエリオット氏のルーツであるジャマイカンカルチャーにストリート要素をプラスした7アイテム。グラフィックのプリントが特徴のコーチジャケット(1万1000円)やパーカ(9000円)、ショルダーバッグ(5000円)、折り畳み傘(5000円)などを販売する。販促用ビジュアルも同氏がロンドンで撮影した。
