ティファニーがマイノリティー支援のプラットフォームを発足

2022/08/02 11:00 更新


ビジュアルアーティストのデリック・アダムスと協業

 ティファニーは、ソーシャルインパクトプラットフォーム「ティファニーアトリウム」を発足した。クリエイティビティー、教育、コミュニティーを柱とし、コミットメント、リーダーシップ、学習を通じて、より多様性に満ちた包括的なジュエリー業界の創造を目指す。

 まずはアメリカのビジュアルアーティストのデリック・アダムスと協業し、「I Shine, You Shine, We Shine」と題したオリジナルアートワークを制作。ティファニーアトリウムのロゴにこのデザインを採用した。

 このアートワークは8月10日まで、オンラインアートマーケットプレイスの「アーツィ」でオークションにかける。その全収益を、黒人のアーティストや文化従事者に癒やしと回復をもたらすことを目的とした「ザ・ラスト・リゾート・アーティスト・リトリート」に寄付する。

 今後は、ティファニーの施設で2年間のクラフト実習プログラムを行うほか、財団や非営利団体をサポートする活動を行う。

ビジュアルアーティストのデリック・アダムスと協業

(ニューヨーク=杉本佳子通信員)



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