ゴールドウインは19年秋冬、アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」(TNF)で、マタニティーウェアを初めて販売する。高い保温・防風性や通気を確保する仕様など、アウトドアウェアで培ってきたノウハウを活用。外出時の妊婦のストレスを軽減し、日常を快適に過ごせるスタイリッシュなマタニティーウェアとして打ち出す。
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商品は6型。前身頃にベビーキャリアカバーを連結したダウンコート(7万8000円)は、キャリアカバーはフロントファスナーを開ければ取り外せ、子供が成長した後も自分用のコートとして使える。キャリアカバー自体にクリップが付いており、単体でも抱っこひもやベビーカーに装着可能だ。ブランドを統括する森光執行役員事業統括本部ノースフェイス事業部長は、「このウェアを着ることで、妊婦が外に行くことをあきらめないようにしたい」と話す。
マタニティーウェアは、TNFの女性向け強化の一環だが、キャリアカバーはシンプルで色もシックなため、パパも気恥ずかしさなく使えそうだ。