姫路 鱧皮かまぼこに予約殺到(古川富雄)

2013/09/16 17:23 更新


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姫路(兵庫県)は、たつの市(同)とともに、日本最大の皮革産地です。牛革に限れば、約70%が姫路などの西播磨でなめし、加工がされています。というわけで、姫路にはちょこちょこ取材に行くことがあります。

先日も地元の地場産業センターへ取材に行った後、居酒屋に寄りました。同僚と一緒で、せっかくだから、「姫路おでん」(しょうが醤油につけて食べるおでん)を食べようとなりました。

 


姫路おでん


その店はたまたま、姫路のヤマサ蒲鉾が運営する店で、1階にはヤマサの直営店がありました。

蒲鉾の店に入ると、店員さんが「今日は鱧皮(はもかわ)が入ってるから見ますか」と言います。即座に「見せて」と答えると、立派な鱧が描かれた袋に入った鱧皮かまぼこが出てきました。これは予約で取り置きになっているもので、買うことはできません。

ちなみに、鱧皮かまぼこは鱧を丸ごと一匹使った豪快で、贅沢なかまぼこ。鱧の皮に鱧のすり身をつけたもの。焼くと鱧の脂が出てきて、たまらんそうです。長さは50センチくらいでしょうか。かなり大きい。値段も立派で、3000円を超えます。




ヤマサの職人でも一人しか作れないそうで、予約が殺到していてなかなか手にすることができません。

つまり、通常の何倍もするかまぼこでも、唯一無二で、価値が高いと客は殺到するということです。

振り返って、わがファッション業界で、こうした革新的な商品は、なかなか出てきません。利は元にありといいますが、利の元は価値ある商品であることは不変のようです。



古川富雄 大阪支社編集部長が、関西のファッションビジネス情報の周辺、裏を紹介

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