高島屋新宿店は9階のゴルフ用品・ウェア売り場を一新し、「ゴルフ・メゾン」としてリニューアルした。3月16日にゴルフ用品専門店、有賀園ゴルフの「有賀園ゴルフ・ザ・クラブ」がオープンし、4月20日には新しいゴルフウェア売り場も開く。売り場面積は約1000平方メートルで、百貨店のゴルフ売り場では関東最大級。コロナ禍を背景に、ゴルフを始める若者や再び始めるミドル層が増えていることを受けての施策だ。
有賀園ゴルフ・ザ・クラブは、今までの用品売り場の4倍の面積で、300平方メートル。路面の専門店に比べて気軽に入れる〝時間消費型ゾーン〟を目指し、4種類のモードを楽しめる試打室2カ所、40平方メートルのパターコーナー、ミニラウンジなどを新設した。ゆったりとした売り場では、クラブだけでも2500本を扱う。ゴルフウェア売り場も250平方メートルから700平方メートルに拡大し、既存の7ブランドに加えて8ブランドを導入する。秋にはさらに2ブランドを増やす予定だ。
京瀧文雄高島屋新宿店販売第2部副部長(スポーツ・ゴルフ担当)は、「ゴルフ業界は盛り上がっており、既存の客を大切にしつつ、新規客を取り込みたい」と話した。