高島屋は全日本革靴工業協同組合連合会が運営する国産靴の実証販売事業「パンプスメソッド研究所i/288」と連携し、最大288種類の足型から選べるパンプスを期間限定で受注販売している。百貨店平場では通常扱っていないサイズや足の形状にあった品揃えで、顧客の靴選びの不満を解消するのが狙い。
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基準靴となるブラックパンプスは6センチヒールが足長19・5~27センチの16種類、足囲A~Fの9種類、足型形状はストレートとカーブの2種類の計288サイズで構成する。同様に7・5センチと4・5センチのヒールで48サイズを用意する。カラーオーダーは32サイズで、色、素材で計21パターンから選ぶことができる。2万9160円。店頭では足のサイズを測定してカルテを作成。左右で異なるサイズでも購入できる。納期は約4週間。
期間限定店は大阪店が9月27日から、玉川店が4日から、横浜店が11日から、それぞれ1週間開設。各店で110~240足を受注し、「自分に合うパンプス選びを諦めていたお客様が履き心地を体感して購入するケースが多かった。まとめ買いも少なくなかった」という。日本橋店では11月21日まで開いている。