ストライプインター〝気まぐれ女〟へ新店

2016/12/07 06:05 更新


 ストライプインターナショナルは17年春から、大人の女性に向けた新セレクトショップ「ガレージオブグッドクロージング」(以下、GOGC)を始める。ブランドマネジャーは、サキヤクリエイト元社長の稲垣直子氏。

 自由におしゃれを楽しむ女性に向け、「良い服を、ボーダーレスに集めた店」(稲垣氏)として、品質にこだわったオリジナル商品や、高感度な国内外ブランドを扱う。春に都心の駅ビルに1号店を出し、出店は初年度に約5店の予定。

 GOGCのコンセプトは〝気まぐれな女〟。価格やデザインも幅広く揃える。商品の約半分を占めるオリジナルは国内生産が中心で、ベーシック、カジュアル、ミリタリー、オケージョンなどの服を扱う。

 トップ7000円から、ボトム1万円台前半から。長らくレディスセレクト店のディレクションに携わってきた稲垣氏率いるチームの感性を生かし、「シンプルだがこだわりのある物作りで、女性の個性を引き出す」。

 仕入れブランドは、「ジョンローレンスサリバン」「77サーカ」「MM6メゾン・マルジェラ」など。女性が着られるメンズ服や、デッドストックの商品、リメイクアイテムなども扱う。これらをミックスしながら、スタイリングでも新しさを出す。

 中心客層は20代後半~40代前半。客単価は1万円台後半の想定。同社は「キワシルフィー」などでセレクト店事業も行っているが、カジュアル商品と高価格帯の組み合わせで新分野を開拓する。

 来春以降、駅ビルや高感度なSCに出店していく。面積は100~130平方メートルで、店名にもあるガレージをイメージした内装にする。1店当たりの年間売上高目標は、1億5000万円前後。

 

ストライプ
稲垣氏が率いるチームが手がけた

 



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