スタートトゥデイ 今期も2ケタの増収益計画

2017/04/28 18:35 更新


 スタートトゥデイは今期(18年3月期)、前下期に行った新しい支払いサービス「ツケ払い」などCMで獲得した新規会員の購買率を高め、商品取扱高、営業利益ともに2ケタ成長をめざす。前期に投入できなかったPBは今期中に企画・販売する。

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 今期施策は、前期広告費投入で獲得した新規獲得会員の購入率向上。具体的にはリターゲティング広告などに投資する。訪問者の行動を追って、訪問者の行動に応じて興味の対象を絞り込み効果的な広告を打つ。また、前期に商品にお気に入りをつけた会員に割引サービスを通知するといった実験を行っており、今期はより個客をとらえた販促を打つ。そのため商品取扱高に占める広告費率は3・5%(前期2・7%)を見込む。

 今期連結業績予想は、商品取扱高2700億円(前期比27・3%増)、売上高1000億円(30・9%増)、営業利益320億円(21・7%増)、純利益222億円(30・3%増)。

 前期投入するとしていたPBについて前澤友作社長は「今期は絶対にやる。自分はPBばかりに時間を使っていて、楽しみながら企画している。すごいことになる。進捗を見て、改めて説明したい」とした。



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