GSIクレオスグループのソアロンは、27年春夏向けで天然繊維調やスラブ調のカジュアルな素材を充実した。産地と開発する生地にも注目だ。
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5月に東京で開いた展示会では新作100点を含む300点を展示した。テーマは「ジャパンドレープ」。トリアセテート「ソアロン」に日本の加工や染色技術を用いて、膨らみやハリのある「他にないドレープ」を作った。ドレープを出した丸編みをはじめとする編み地も揃えた。
会場では、リネン調の外観と風合いの「ソアロンスラブ」をパネルと生地見本で紹介し、フォーマルブラック素材も訴求。過去の商材を基に企画したテキスタイルも見せた。例えば、発売から約30年が経つ梳毛調「ミッション」は、当時はスーチングやドレス用で支持されたが、時流に沿ってカジュアルな表情の生地にリプロダクトした。
産地との協業は以前からしており、今回初めてコーナーを設けた。同じ北陸産地の明林繊維や小松マテーレ、カワボウ繊維などと取り組んだ生地を提案した。「他社の技術と融合することで新しい素材が生み出せる」と期待する。
ソアロンの販売はほとんどがレディス向けだが、この2年ほどはメンズでの採用も広がり、販売量は2、3倍に増えているという。
