「shopbeeens」ストアマネージャー松尾海南さん 古着からトレンドを作りたい

2024/05/02 12:00 更新


「独自にラックごとのテーマを決めてスタイリングを打ち出したりしています」と松尾海南さん

 23年6月に大阪市の雑居ビル7階にオープンした古着屋「shopbeeens」(ショップビーンズ)で、接客のほか、売り場作りやSNS発信も担当する。もともと同店の顧客だったが、オーナーからの誘いをきっかけに、現在は他の仕事とダブルワークしている。

 約33平方メートルの店内には、主に米国やアジアで仕入れた柄物やカラフルな古着が揃う。来店客層は20代が中心で、アパレル企業で働く人や美容師が多い。同じ階の向かいにヘアサロン「beeens」(ビーンズ)も隣接しており、ヘアスタイルから服までおしゃれを楽しんで欲しいとの思いを持つ。

 その時々でラックごとにテーマを考え、「春」「ギャル」「スポーツテック」「ギークシック」(オタクを意味する〝ギーク〟な要素を加えながらどこか洗練されたスタイル)など、独自のスタイリングも打ち出す。1、2週間で商品の配置を変え、来店客が飽きないように工夫している。

 SNS発信はインスタグラムを中心に力を入れており、実際に来店動機にもなっている。ストーリーズは毎日更新し、載せる写真は服のどこを伝えたいかだけでなく、モデルのポージングにも気を使う。

 松尾さんは「古着からトレンドになるものを作っていきたい」と、はやりそうなアイテムの買い付けをオーナーに持ち掛けたりする。



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