SHIBUYA109エンタテイメントは渋谷109の地下2階の期間限定店ゾーン「イマダ・マーケット」(店舗面積約135平方メートル)に韓国・ソウルの新興ファッションブランドを集めたショップ「トゥデイ・イズ・ソウル」を12月25日まで開設している。同社が整備したECサイトでも今後販売する。
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同ゾーンに韓国ファッションの期間限定店を開設するのは、今年6月と9月に開設した「ハイ・ソウル!」に続き3回目。ハイ・ソウル!では外部企業がブランド・商品をセレクトしたが、今回は韓国出身の崔有梨マーケティング戦略事業部リーシング開発部マネジャーを軸に同社がセレクトした。
販売しているのはウェア、雑貨約20ブランド。ハイ・ソウル!は「幅広い層に韓国ファッションを楽しんでもらう」(崔氏)目的で、比較的低単価なブランドが多かった。今回は価格帯に幅を持たせながら、「自社でデザインし、より個性がある」比較的高単価なブランドを充実した。ほぼ全てを日本の実店舗で初めて販売されるブランドとした。店内には韓国の人気キャラクター「スウィートモンスター」のフォトブースを設置、メモ帳やスマートフォンケースなどのキャラクターグッズ(300~3000円前後)も日本で初めて販売している。
109の中心客層である若い女性の間で韓国ファッションの人気が高まっていることから、企画した。ハイ・ソウル!は10代後半から20代前半の女性を中心に好評で、今回も4日のオープンから3日間の売り上げは「好調」だ。カラフルなデザインが特徴の「ラブイズトゥルー」(7000~8000円前後)や韓国の人気ブランド「OiOi」のセカンドライン「5252・バイ・OiOi」(スウェットシャツ9800円など)、SNS(交流サイト)を通じて日本でも知名度が高い「ガールズルール」(5000円前後)などの売れ行きが良い。今月23日から来月25日までは韓国の人気男性ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」をイメージモデルに起用した全館のクリスマスキャンペーンを実施、韓国を切り口にした仕掛けを強める。
