三陽商会 人気の中国人インフルエンサーで動画広告

2018/02/15 04:25 更新


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三陽銀座タワーをアピールする

 三陽商会はインバウンド(訪日外国人)需要を拡大するため、中国人の人気インフルエンサーを起用したウェイボー動画広告の配信を開始した。同社がインフルエンサーを起用した動画を販促に本格的に活用したのは初めて。インフルエンサーの持つSNSを含めたネットワークを活用して拡散し、閲覧数で100万PV(ページビュー)を目指す。

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 動画は3分間で、日本在住の中国人女性、ディアナコ氏を起用。三陽商会の東京・銀座の直営店ビル、三陽銀座タワーで買い物し、「サンヨー」の「100年コート」を着用して街に出て行くシーンを配信している。

 葛飾北斎の絵を使った特設ボードを動画の背景に使用するなど「インスタ映えする画像も充実した」(靏博幸マーケティング&コミュニケーション本部マーケティング開発部専任部長)。今月16日からの春節(中華圏の旧正月)休暇を控え、中国人客に「日本にしかない、日本発信の商品を改めてアピールしたい」という。

 ファッションブランドのコンサルタント業務などを行うアングルオブクリエイション(東京、六角洋社長)とジャパンジャパンによる、海外で人気のインフルエンサーを起用したインバウンド向け専門の動画広告プラットフォームを活用した。これまで商業施設では実績があるが、アパレル企業が活用するのは初めて。

 三陽銀座タワーは中国人を中心にインバウンド売り上げは大きいが、最近は「インバウンド需要が変化し、衣料品の買い上げが減っている中で伸び悩んでいる」という。新たな仕掛けによって、インバウンド需要を喚起する。動画配信は「インフルエンサーをうまく活用できれば、情報が拡散するので、波及効果は大きい」とみる。

 「日本での広告宣伝のあり方も変わった」とし、インバウンド向け以外も含め、今後、動画を含むデジタルを活用した販促を強化する方針だ。


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