三陽商会は3月28日から、30代の働く女性をターゲットにしたEC専用ブランド「ビアンカ」を公式サイトで販売する。シーンを限定しない汎用性の高いアイテムで新規顧客獲得を目指す。
オンからオフまで対応するシンプルで上品なデザインのアイテムを提案する。オンライン上で選びやすいトップに注力し、春夏コレクションの約6割を占める。中でも1枚で映えるブラウスはブランドを象徴するアイテムとして強化する。ウォッシャブルやツーウェー仕様など機能性を加え、使いやすさも重視した。
価格帯は税込みで、ブラウス1万3200~1万9800円、ジャケットが2万3100~3万3000円、パンツ1万4300~2万2000円、ワンピースが2万900円~3万3000円など。
同社は23年9月に自社ECをリニューアルし、定価販売強化と在庫運用改善を進めてきた。新ブランドで新しい客層を獲得し、成長を目指す。