サマンサタバサジャパンリミテッドは今夏、日常的に使用できるジュエリーの「ニューミーバイサマンサタバサ」を発売した。
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新ブランドはブライダル需要に依存しがちだったジュエリーの企画内容を改め、日常的に身に着けられる〝パーソナルジュエリー〟を中心としたコレクション。ジュエリーはGケースに入れて見せるのが一般的だが、来店客がジュエリーを装着した様子を立体的に体感できるよう、1万円前後のアイテムを中心にGケースに入れない商品陳列を増やした。また、これまで什器は白がベースだったが、ピンクなど商品が映える色の什器を取り入れる。「サマンサタバサ」を軸に自社の2ブランド以上を集積した複合店舗ではタワー什器なども導入するほか、天井からつるすブランドサインも使用する。
商品は金属アレルギーを起こしにくくはがれにくい14Kゴールドフィールドを使用し、シンプルでモダンなデザインが特徴。ひねりやメタル感を生かした繊細さも盛り込んだ。ブランドの強みであるピンクゴールドの素材も重視し、上品で肌なじみが良く、かわいらしくなりすぎない大人の表現を工夫している。カジュアルにコーディネートできるのもポイントだ。価格帯はピアス8000円から、ネックレス、リングで1万円から。
6月14日に阪急うめだ本店に1号店を出したほか、ラゾーナ川崎プラザ、ルミネ立川、東京ソラマチの複合店舗にも導入している。既存のジュエリーブランドとは別に出店していく。
同社ではニューミーをジュエリーの主軸とし、「サマンサティアラ」などの既存ブランドの今後の展開は検討中だ。
