リファインバースグループ 伊豆・稲取で廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト

2025/06/17 11:30 更新NEW!


参加した学生・企業ボランティア

 リファインバースグループ(東京、越智晶社長)は6月1日、静岡県東伊豆町の稲取マリンスポーツセンターで「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」を開催した。

【関連記事】《トップに聞く》リファインバースグループ社長 越智晶氏 循環型のビジネスモデルを構築

 学生や企業ボランティアの27人が、キンメダイ漁やマグロ漁に使用される漁網の選別作業を実施、回収された漁網は、同社のグループ工場で不純物を取り除き、高品質なリサイクルナイロンペレット「リアミド」へアップサイクルされ、アパレル製品や、インテリア素材など、様々な用途に活用する。

 近年、海洋プラスチックごみの増加が世界的な社会課題となっており、「ゴーストギア」と呼ばれる放置された漁網や釣り糸、ロープなどが、海洋生態系に深刻な影響を与えている。ゴーストギア対策に取り組む PADIジャパンと、廃棄漁網のリサイクル技術を持つリファインバースグループが協力し、稲取を中心に海の環境保全と漁業地域との共生を目指した取り組みを進めている。プロジェクトは23年にスタートし、今年で3回目。

関連キーワードサステイナブル



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事