婦人服製造・小売りのレイ・カズン(東京)は8月27日、昨年秋にスタートしたEC限定ブランド「エマ・リンバー」の期間限定店をルミネ新宿ルミネ2の2階に開く。9月15日まで。新作の秋物のほか、限定商品などを販売する。
20~21年秋冬物は、「光る寄り道」がテーマ。秋の夜道にきらめく街灯の明かりや、草花の香りから着想した色や柄を取り入れる。7月下旬に開催した秋物の展示受注会では、ニットウェアが好評だった。ボリュームのある長めの袖がアームウォーマーとしても機能するスリット入りのワンピース(1万3000円)やボトルネックのノースリーブとボレロのアンサンブル(1万5000円)が特に人気だった。
毎シーズン作成するオリジナルプリント物では、ロングスリーブのVネックワンピースドレス(1万6000円)とロングスカート(1万円)を出す。ビンテージ調のペイズリーに金木犀(きんもくせい)を散りばめた柄。さりげない透け感のポリエステル地に、ラメ糸でランダムストライプを取り入れ、シーズンテーマを表現している。
アウターでは、CPOジャケットの丈を長くし、ノーカラーにしたコート(1万8000円)がある。マットな金属ボタンで上品な印象に仕上げつつも、幅の広いカフスが可愛らしい印象も与える。肉厚すぎないウール・ポリエステル地で秋の立ち上がりに軽く羽織れるのも良い。