レインボーワークスがユニセックス「ウップシュ」を開始 円神のエーリックさん起用

2021/10/27 11:00 更新


エーリックさんと「ウップシュ」の商品

 アパレル企画・生産のレインボーワークス(東京、小泉憲孝代表)は、新ユニセックスブランド「%psh」(ウップシュ)をスタートした。吉本興業ホールディングスの子会社で、タレントマネジメントなどを手掛けるショータイトルに所属する男性9人組パフォーマンスユニット「円神ーエンジンー」メンバーのA.rik(エーリック)さんをディレクターに起用した。10月20日からブランド公式ECで商品第1弾の予約受注を開始した。

(友森克樹)

 ECを主販路とし、今後は期間限定店の出店なども計画する。第1弾では、長袖のTシャツ(税込み6600円)やクルーネックのスウェット(8800円)、プルオーバーパーカ(9900円)、トートバッグ(3190円)、キーホルダー、コインケースを揃えた。エーリックさんが描いたクレヨンアートのロゴやイラストをデザインとして商品に落とし込んでいる。

 円神は20年12月にメジャーデビュー曲を配信した。沖縄県出身のエーリックさんは、「ファッションブランドの立ち上げは、芸能活動に次ぐ夢だった」という。芸能活動を始める前から趣味として絵を描いており、その長所をウップシュに生かした。子供が描くような可愛らしい絵が特徴で、「いつまでも子供の頃の純粋な気持ちを忘れないで欲しい」(エーリックさん)という思いを込めている。

 11月には第2弾の商品の受注を開始する予定だ。長袖のTシャツ、クルーネックスウェット、パーカのほか、マグカップやキャップ、ポーチを揃える。その後は、サバイバルゲームを連想させるディテールを取り入れた商品やリメイク商品の販売を予定する。

 ブランドが成長次第、「地元の沖縄での単独店の開設や友人・知人の店への卸販売もしたい」という。大きめサイズのレディスブランド「プニュズ」を手掛ける渡辺直美さんが、レディスのプラスサイズ市場を広く認知・一般化させたように、「小柄な男性に向けたファッションにも挑戦したい」と抱負を語る。



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