PVパリ24年春夏に世界から幅広い来場者 「日本ならでは」がより重要に

2023/02/14 07:59 更新有料会員限定


 2月9日に閉幕した国際素材見本市のプルミエール・ヴィジョン(PV)パリ24年春夏には、日本から49社と多くの企業が参加した。来場者はおおむね回復傾向。輸送費高騰やトレーサビリティー(履歴管理)などの面で欧州での地産地消ニーズが高まっているが、品質や技術など「日本ならでは」の素材への引き合いは依然として強い。

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 来場者が多様化している。匠の企業を集積したメゾン・デクセプション出展者からは「有名メゾンの来場が多かった」との声が聞かれたが、それ以外では「中小新興アパレルが多かった」との声もあり、新規開拓に貢献。アメリカ大陸、北欧、中東といった幅広い地域からの来場があったという。

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