プラグイン2日目 街へ、旅へ、出かけよう

2017/10/26 04:30 更新


 18年春夏のレディスウェア・雑貨は、凝った色柄や軽やかな素材、春夏らしいリゾートテイストの商品が多く登場している。これを身に着けて街中や旅先に出かけたくなるような、ファッションのわくわく感が詰まったブランドに注目だ。(カッコ内はブース番号またはゾーン名)

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◆リゾートテイストが充実 わくわくする色柄、素材で

 「ビンドゥー」(BH-07)は、トライバルアートをモチーフにしたオリジナルプリントにこだわる雑貨中心のブランドで、部屋や旅先で着られるリラックスウェアも揃う。18年春夏物は、50~60年代に人気となったベークライトバングルの柄やハワイ州やカリフォルニア州などの地図柄を取り入れた綿製のオールインワン、ラップドレス、スカートなどが揃う。服の中心価格は1万5000円前後。

ビンドゥー

 「ブークス・ブーク」(AH-04)のレディスウェアは今回、太陽の光の下で伸び伸びとしている女性をイメージした。インポート生地が多く、魚と花を組み合わせた色鮮やかな柄のブラウスは3万3800円。ボトムはロング丈のトレンドが続いていたが、大人の女性がはける上質なショートパンツで健康的なスタイルを提案する。

ブークス・ブーク

 「ファナカ」(AH-57)は、刺繍やレースをふんだんに取り入れたナチュラルテイストのブラウスが中心のブランドだ。綿、麻などの天然素材を基本に、インドで生産しており、工場と直接やり取りするため品質に対して手頃な価格だ。中心価格は7900~8900円。18年春夏は、シフリー刺繍のカシュクールワンピース(1万2800円)など白地のさわやかな服が充実する。

ファナカ

 「ロイスター」(BF-04)は、「リントン」などデザイン性豊かな欧米製のテキスタイルを表地に使ったレディスバッグやポーチのブランドだ。コンセプトは「人とかぶらずに、テンションが上がるバッグ」。裏地、リボン、テープ、ビーズの組み合わせも工夫し、独特のデザインに仕上げている。ショルダーポーチは7800円、クラッチバッグは1万6800円。各部材を選べるカスタムオーダーにも対応する。

ロイスター

 日本製の帽子の「ラ・コンセプション」(BF-01)は、職人が専用のミシンで一つひとつ縫い上げている。主力のハット(2万5000円)は、端をブルーやオレンジの明るい色のブレードで切り替えてアクセントを付けており、反り上がった形も特徴。欧米のすっきりとした見た目の木型をベースに日本人用に微調整した。紙・ポリエステル製の柔らかいブレードのため、コンパクトに収納できる。

ラ・コンセプション

 「ボネ・ヴォロンテ」(AH-47)は、トレンドを取り入れたレディス服飾雑貨全般を扱う。18年春夏は素材に注目。PVC(ポリ塩化ビニル)で透明感を出したシューズやバッグをはじめ、スポーティーなメッシュ、ラメなどのキラキラ感で、軽やかで楽しいムードを演出する。シューズ8900円前後。

ボネ・ヴォロンテ

伝統の技術を“今”に再生

 老舗の工場や産地による伝統的な技術を駆使した肌着やバッグ、江戸時代から作られる古い生地を現代的な商品に再生したブランドなどメイド・イン・ジャパンの訴求が目立った。

 「テン」(BH-08)は日本を中心とした民芸の技術などによる古くから伝わる布を現代の生活雑貨などに落とし込んだブランド。手紡ぎの綿花を藍染めした100年ほど前の生地を何世代もつぎはぎしたものをカバーにしたクッション(2万4000円)をはじめ、青森県南部地方の伝統的な裂き織りを使ったクッションなどもある。

古くから伝わる布を現代的な商品に落とし込んだ「テン」

 創業200年近い兵庫・豊岡のかばん企画・卸、木和田のオリジナル「木綿屋五三郎」(AH-44)は滋賀の発色のきれいな帆布を使ったリュック(1万5000円)や口折れトートなどを提案する。もう一つのオリジナル「キワダ」では荷物の出し入れが楽な口金式のボストンバッグを出す。帆布のほか、軽量でレザーライクな白化PVC(ポリ塩化ビニル)を使ったロングセラーのバッグもある。

 紡績から編み立て、染色加工、縫製まで国内の自社工場で一貫生産する第一紡績の「荒尾の和糸」(AH-22)は3年前からスタートしたオリジナルブランド。肌着からスタートし、大人のきれいめカジュアルとして、1枚でも映えるTシャツも提案する。肌触りの良さに加え、光沢感と透けにくさが特徴。半袖クルーネック(4900円)、VネックロングTシャツ(5200円)。

国内の自社工場で一貫生産する「荒尾の和糸」


◆ハリオランプワークファクトリー 耐熱ガラスで作ったアクセサリー

耐熱ガラスメーカー、ハリオの技術で作る「ハリオランプワークファクトリー」(クレディッツショールーム)は、ガラスの透明感が特徴のアクセサリーブランド。水滴や花などをモチーフに、シンプルなデザイン。身に着けたときの軽さも特徴。バーナーで溶かして作るため、修理も簡単にできる。ネックレスやピアス、ブレスレットなどがあり、中心価格は3500~7000円。

ハリオランプワークファクトリー

◆ふんどしランジェリーの「ペトラ・トゥ・ロミウ」 締め付けず、レース使いも

 ふんどしランジェリーの「ペトラ・トゥ・ロミウ」(SP-04)は、「すべての女性が自由に夢を描き輝ける世界へ」をコンセプトに販売している。ゴムの締め付けがないことで、はき心地が良くリピーターも多い。機能だけでなく、レースを使った「女性がときめく可愛い」デザインで、「普通のランジェリーと同じ感覚で使える」。サイズ形は普通、ゆったり、Tバックがある。コットン3800円から、シルク7500円から。

ペトラ・トゥ・ロミウ

◆キャリー・サカサ 便利で可愛い逆さ傘

 テレビ番組などでも取り上げられ、急速に普及している台湾発の逆さ傘「キャリー・サカサ」(BH-01)が来場者の関心を集めている。雨に濡れる表面が傘を閉じると内側にくるため、手が濡れたり、冷たくなることがないのが特徴。380グラムと軽量だが、グラスファイバーの骨組みで強風でも壊れにくい。鮮やかなカラーやイラストレーターと組んだ柄などバリエーションを揃え、女性客の支持を広げる。3000~7850円。

キャリー・サカサ

◆オルポノ 〝まるで美容液〟のようなハンドソープ

 「オルポノ」(クレディッツショールーム)は、〝まるで美容液〟のようなハンドソープを販売する。保湿成分のオーガニックエキスを配合することで、肌に潤いを与えしっとりとさせる。主力アイテム「カフェコレクション」はコーヒーやワイン、桃など8種類の香りを揃えた。透き通ったきれいな色と、光に当てると輝くスクラブで見た目も楽しい。ボトル1350円、持ち運べるハンディータイプが750円。

オルポノ


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