ピッティ・イマージネはこのほど、トレードフェアのネットワーキングとビジネスを加速させる高度な新デジタル・プラットフォーム「ピッティ・コネクト」を発表した。
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ピッティ・コネクトは、ネットワーキングのための高度なデジタル・プラットフォームであると同時に、9月に開催されるトレードフェアに関する事前情報を手に入れるためのサービスだ。
これらの情報は実際のトレードフェアでより完全なものとなる予定で、新たなビジネスチャンスを生み出すことが可能だという。ファッション・システム全体の再出発に貢献する必要不可欠な新ツールとしている。
ピッティ・コネクトの利用開始は6月末予定で、ピッティ・イマージネのフェア(ピッティ・ウオモ、ピッティ・ビンボ、フラグランツェ、Super)出展社の認知度を上げ、アクティブなビジネスコンタクトを促進する。9月に開催されるトレードフェアに先駆け、従来のセールス・キャンペーンのタイミングに合わせた受注プロセスをサポートする。同サービスは、マーケットリサーチのサポート、出展社へのコンタクト、ミーティングやコレクションビジットのスケジュール調整、更にビデオチャットや高機能を備えたVRショールームなどの方法を提供する。新ブランドのスカウティングを試みるバイヤーや業界関係者につながるための必要不可欠なツールとなるという。
ピッティ・コネクトは、ピッティ・イマージネ・トレードフェアのクオリティー、セレクション、セグメンテーション、デザイン、コミュニケーション、現代的なマインドをデジタル環境に変換したもの。フェアを訪れる幅広いバイヤーのコミュニティーにコンタクトするための新たな方法を提供する。なお、昨年1月のフェアでは、バイヤーによる出展社情報の検索回数は18万2000件を記録し、前回のピッティ・ウオモ開催期間中はバイヤーが1300万以上の出展社ホームページを訪れている。