パタゴニア 「グラングリーン大阪」に西日本の旗艦店をオープン

2024/09/05 06:26 更新


レジ裏にブランドを象徴する山岳景色を描いた

 アウトドア企業のパタゴニア日本支社(横浜市)は9月6日、大阪・梅田で開業する商業施設「グラングリーン大阪」に西日本の旗艦店「パタゴニア大阪・梅田ストア」をオープンする。直営店は大阪で3店目、日本では24店目。「今後5年ほどで直営店の移転や新規出店を検討しており、日本でも30店程度には増やしたい」(川上洋一郎ナショナルセールス担当副社長)考えだ。

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 大阪・梅田ストアは、これまでの伝統と革新の本質を体感できるブランドエクスペリエンスと国内最大規模となるワンフロアの店内で、快適にゆったりと過ごせる空間を提供する。店舗面積は383平方メートルと国内3番目の広さで、天井高は5.3メートルと最も高く、開放的で自然な木のぬくもりを感じる温かい内装とした。

 店内は左側が伝統的なトレイル、クライミング、釣りなどで構成し、ブランドの歴史を紹介するコーナーも設けた。右側は革新的なテクニカルウェアやライフスタイルウェアを配置し、国内初となる常設の中古ウェアの販売コーナーを設置した。中古ウェアはティンパンアレイ(東京)と提携して調達する。今後は同店の推移を見ながら店舗面積の広い直営店には中古ウェアの販売を検討している。

「新品よりもずっといい」をコンセプトにした中古ウェアの販売コーナー

 東京には直営8店があり、梅田地区は「新宿に匹敵する市場規模がある」ため以前から出店を検討していたが、適した場所が少なく、大阪では16年の「サーフ大阪ストア/アウトレット」から出店がなかった。今回は環境意識が非常に高い商業施設で、1階に位置することから出店を決めた。今後の新規出店についても「しっかりとしたロケーションで、長く続けられる立地」を検討している。

パタゴニア日本支社の川上洋一郎ナショナルセールス担当副社長
「グラングリーン大阪」は大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模となる「うめきた公園」に隣接する


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