オンワード樫山の「J・プレス」は19日、東京・青山の路面に初のコンセプトストア「J・プレス&サンズアオヤマ」をオープンした。18年秋冬からスタートしたメンズの新ライン「オリジナルズ」を中心に、協業や別注品、セレクトした雑貨などを揃える。
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同ラインは若い世代の新規客獲得を目指し、海外卸を主力に国内の有力セレクトショップ、一部百貨店で販売している。「ブルーブルー」「ケネスフィールド」などのトラディショナルなブランドだけでなく、「オープニングセレモニー」「タカヒロミヤシタザソロイスト」など「モードのブランドと組むことで新しい価値が生まれ、新たなファンも増加中」という。
同店は売り場面積118平方メートル。白と黒を基調としたモダンな内装にビンテージの什器を配置し、重厚すぎない空間にした。
商品構成はオリジナルズ60%、セレクト(雑貨、古着、リビルド商品)25%、協業・別注品15%。協業ではストリートアーティストのベン・アイン氏が外壁のライブペイントをしたほか、同氏のグラフィックをプリントしたパーカやシャツなども揃える。
カスタマイズ企画としてブランドアイコンのネイビーブレザー(5万5000円)にビンテージの裏地をはじめ、ニューヨークで買い付けたボタンなどオプション(有料)をつけることで自分だけの1着ができる。
今後も定期的に店頭イベントを開催する予定。12月14日にはタカフミアライ氏によるシューアクセサリーの販売会とデモンストレーションを実施する。