オンワード樫山「J・プレス」 青山に初の路面店

2019/10/23 11:00 更新


 オンワード樫山の「J・プレス」は19日、東京・青山の路面に初のコンセプトストア「J・プレス&サンズアオヤマ」をオープンした。18年秋冬からスタートしたメンズの新ライン「オリジナルズ」を中心に、協業や別注品、セレクトした雑貨などを揃える。

【関連記事】オンワード樫山「23区」 中村アンさんと協業ニット

 同ラインは若い世代の新規客獲得を目指し、海外卸を主力に国内の有力セレクトショップ、一部百貨店で販売している。「ブルーブルー」「ケネスフィールド」などのトラディショナルなブランドだけでなく、「オープニングセレモニー」「タカヒロミヤシタザソロイスト」など「モードのブランドと組むことで新しい価値が生まれ、新たなファンも増加中」という。

 同店は売り場面積118平方メートル。白と黒を基調としたモダンな内装にビンテージの什器を配置し、重厚すぎない空間にした。

 商品構成はオリジナルズ60%、セレクト(雑貨、古着、リビルド商品)25%、協業・別注品15%。協業ではストリートアーティストのベン・アイン氏が外壁のライブペイントをしたほか、同氏のグラフィックをプリントしたパーカやシャツなども揃える。

 カスタマイズ企画としてブランドアイコンのネイビーブレザー(5万5000円)にビンテージの裏地をはじめ、ニューヨークで買い付けたボタンなどオプション(有料)をつけることで自分だけの1着ができる。

 今後も定期的に店頭イベントを開催する予定。12月14日にはタカフミアライ氏によるシューアクセサリーの販売会とデモンストレーションを実施する。

次世代顧客の開拓を狙った新ラインを軸にしたコンセプトショップ「J・プレス&サンズアオヤマ」


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事