《トップに聞く》オフィスくに社長　佐々昭一氏　黒・無地に特化した生地作り

佐々昭一社長

　オフィスくに（愛知県一宮市）の生地は黒が埋め尽くす。他も白や生成りの単色で、触ると素材のハリ・コシそのままの感覚が後に残る。佐々社長が1人で企画・販売する独自性を貫く生地は、デザイナーのインスピレーションを刺激する。

（小坂麻里子）

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　天然素材を中心に企画しています。春夏は麻、秋冬はウールやシルク、年間通して綿をアパレルメーカーに提案しています。あまり手を加えず、素材本来の風合いをできるだけ生かした企画にこだわっており、トレンドは一切意識していません。シーズンごとに15～20ほど新作を出しています。