【パリ=松井孝予通信員】「ナイキ」がパリ・シャンゼリゼ大通り79番地に、欧州初となるハウス・オブ・イノベーションをオープンした。世界ではニューヨーク、上海に続く3店目。アール・デコの建物内に4層からなる2000平方メートルの売り場、デジタルとリアルが同時に体験できるハイブリッドな空間を作った。
グランドフロアにはイノベーションと最新コンテンツがギャラリーのように見られるナイキアリーナ、パリ店のコレクション売り場、地下1階にはフットウェアを豊富に揃えたスニーカーラボ、商品をカスタマイズするナイキ・バイ・ユーのサービスコーナーも開設した。上階ではウィメンズ、メンズ、キッズを取り扱う。
ハウス・オブ・イノベーションは実店舗(フィジカル)とナイキアプリケーション(デジタル)を連動させた「フィジタル」なショッピングとサービスを特徴とする。
アプリで足型測定、来店や試着室の予約、決済、クリック&コレクトなどが可能。スポーツブラのフィッティング、トレーニングやスタイルのアドバイスが受けられるエキスパートセッションで来店する楽しさを充実させた。