ナイキ 手を使わずに脱ぎ履きできる靴を開発

2021/02/03 15:46 更新


 ナイキは、手を使わずに脱ぎ履きできる靴「ナイキゴーフライイーズ」を開発した。中足部やや後方のアウトソールに組み入れた双安定性ヒンジ(ちょうつがい)によって開口部を大きく開けたり、閉めたりできるようにしている。履く際は、ミッドソールの位置に配置した伸び縮みするベルト状のテンショナー(張力調整装置)が降り曲がった二つのパーツを戻し、体重をかけるだけで従来のシューズの形状になる。脱ぐ際は、かかと部の突起部分に足を掛けるだけで、簡単に脱ぐことができる。

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 同モデルは3色、1万3000円。学生や、子供や荷物で両手がふさがれた母親、手の不自由な人など、幅広い層に向けて提案する。まずは2月15日から一部のナイキメンバー(ナイキアプリ登録者)に招待制で販売を始め、21年後半に一般販売する。

特許出願中のヒンジとテンショナーによって容易な着脱が可能
健常者から障がい者まで幅広い層が使用できるユニバーサルな靴となる


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