三越日本橋本店は21日、本館6階の時計サロンを改装オープンした。「ウォッチギャラリー」として従来の対面型の商品陳列から美術館やギャラリーでアート作品を鑑賞するように自由に見ることができる環境へ全面刷新した。
売り場面積は2.5倍に拡大し、プレステージからモデレートまでの国内外60ブランドを揃える。著名ブランドだけでなく、時計愛好家に向けた独立系時計師が手掛ける商品を常設販売する。
各ブランドのほか、共有の応接スペースを設置し、ゆったりとした環境で気軽に時計選びできるようにした。自社の専任販売員を配置してコンサルティング販売を強める。
同店のリモデルは18年10月の第1期に続いて、時計、宝飾、特選、婦人服、紳士服の第2期に着手しており、20年春に完了する。モノ中心からデジタルを活用した人による「おもてなしのスペシャリティストア」を目指す。
