日本靴下協会「くつしたの日」イベント

2016/11/15 06:10 更新


 日本靴下協会は11月11日の「くつしたの日」に、東京・渋谷の文化ファッションインキュベーションで、靴下の審査会「靴下求評展」の表彰式と、イベント「くつしたの日フォーラム」を開いた。

 求評展の表彰式は受賞した11作品に賞状が贈られた。児玉和会長は、「日本の技術は世界最高と自負している。今年から参加している(純正国産表示制度の)Jクオリティーも通じて、品質や技術を世界へPRしていきたい。市場環境は厳しいが、目標を持って手を携えていきたい」とあいさつした。

 審査委員長を務めた辻本憲之日本靴下工業組合連合会理事長は、「以前は300点近い出品があったが、今年は80点。業界状況を反映して少なかったが、見た目のデザインだけではなく、専門的に見なければ分からない深みのある作品が増えている」と総評した。

 フォーラムでは、中村貞裕・トランジットジェネラルオフィス社長と吉野哲・小原社長によるパネルディスカッション、求評展の商品紹介、Jクオリティー関連の活動報告、くつしたの日のポスター制作で協業した文化服装学院の学生の作品展示・人気投票などが行われた。人気投票では、伊藤佑太さんの、靴下をはいた赤ちゃんの足の画像に「生まれたときから一緒」というコピーを添えた作品が1位となった。

靴下の魅力を発信するためのヒントが、中村氏、吉野氏から語られたパネルディスカッション



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