欧州古着の「國立外套店」 ランドオブトゥモローや伊勢丹で初の販売会

2024/11/15 11:30 更新NEW!


ビンテージ商品を紹介する紙のカタログのモデルに俳優の佐野史郎さんを起用した

 欧州ブランド古着販売の「國立外套店」(ナショナルコートショップ)は24年秋冬、有力小売店での期間限定販売会を初めて開催する。

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 11月20~26日が伊勢丹新宿本店メンズ館、12月12~25日がランドオブトゥモロー丸の内店を予定。12月11~15日には伊勢丹新宿本店が企画するイベント「ストーリーストア」にもブランドと協業で参加する。

 同店は服好きマニア同士のCtoC(消費者間取引)から進化した高級ビンテージを販売している。今では幻と言われるフランスの高級メンズブランド「アルニス」を柱に、21年12月からECとイベント販売を軸に事業をスタートした。この1年ほどは、東京・九段下のレトロな松岡九段ビルで期間限定店を開いてきた。

 伊勢丹メンズ館での販売会は「アルニス」などディープなフランスのラグジュアリーブランドのビンテージでメンズアイテムを揃える。ランドオブトゥモローではメンズに加え、初めてレディスの欧州ラグジュアリーブランドでビンテージアイテムを販売する。伊勢丹本館のイベントでは、ユーロビンテージに精通したデザイナー小林学氏が手掛けるメンズブランド「オーベルジュ」と協業して商品開発したジャケットを受注販売する予定。

定期的な販売会ではマニアックな欧州ブランド古着を提案

 佐藤閑代表は「今後もファッションだけでなく、フランスの文化や歴史も伝えたいので、リアルな場でのファンとのダイレクトなコミュニケーションを大切にしていきたい」と強調する。



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