「ルクナーリー」
ナルミヤ・インターナショナルは、顧客層の拡大を目的に2ブランドを立ち上げた。働く女性とハイティーンが対象で、ともに自社EC「ナルミヤオンライン」ではなく、単独のECで販売する。
【関連記事】ナルミヤ・インターナショナルが子供服のKPを連結子会社化
働く女性が対象の「ルクナーリー」は、子供を持つ前段階からの同社の認知向上を目指して開発した。上品なデザインとリラックスして着られる機能性を重視する。基幹ブランド「プティマイン」のメンバーが携わり、プティマインの生産背景を生かした手頃な価格が特徴。トップで3000～4000円台、アウターも1万円未満で販売する。
ハイティーンが対象の「ミジェ」は、同社の顧客層がジュニアまでにとどまるため、さらに上の年齢層の取り込みが目的。「ラブトキシック」のメンバーが携わり、韓国トレンドを取り入れ、ストリートやガーリーなど様々なテイストをミックスする。主な価格はニット4000円台、アウター1万円前後。
どちらも9月20日から販売を開始した。ルクナーリーは、20、21日に同社で展示会を開き、インフルエンサーを招待した。10月は代官山に期間限定店を出店する。プティマインの店舗にもブランドカードを置き、ショップスタッフが着用するなどでリアルでも露出を増やす。ルクナーリーはインスタグラム、ミジェはティックトックやインスタグラムのショート動画を軸に発信する。
