ダウンメーカーのナンガ(滋賀県米原市)はダウンジャケットで、防水透湿素材「オーロラライト」シリーズからジャパンリミテッドモデル「ミカミ」やフライトジャケットをモチーフにデザインした「ユーティリティ」、難燃性の特殊素材使用などを発売した。
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ミカミは寝袋の厳冬期モデル「レベル8」に次ぐレベル7の構造理論を投入したハイスペックモデル。寝袋に用いられるボックスキルト構造を部分的に採用し、保温性を向上させた。首元のベンチレーションなど機能的で個性的なデザイン。カラーはブラック、コヨーテ、ネイビー、ブラウン。メンズは税込み9万3500円、ウィメンズ8万9100円。スタンドカラーモデルはフード付きのモデルと比較してすっきりとした印象。9万1300円。
ユーティリティはクラシカルな印象ながら軽くて暖かく、ハイスペックな作り。7万3700円。アラミド繊維を混紡したオリジナルの難燃生地を使用したダウンジャケットは前身頃に六つのポケットとハンドウォーマーを装備。後ろ身頃にもファスナーポケットを配置し、小物ギアを効率よく収納可能。フードは脱着式。7万4800円。
難燃素材のウィメンズモデルはメンズのデザインを踏襲しながら、フロントのファスナーポケットを排してスタイリッシュに設計。フロントポケットのサイドには、ハンドウォーマーポケットも備える。7万1500円。
難燃生地で仕立てたダウンパンツは合計八つのポケットを備える収納力抜群のカーゴパンツデザインで、膝は生地を二重にした丈夫なダブルニー仕様。ウエストや裾は簡単に締め付け具合を調整できるイージー設計にした。4万1800円。
ナンガは10月28日に北海道北広島市に「ナンガショップ・キタヒロシマ」をオープンする。
ナンガの製品が持つ「物理的な商品の強み」は工業製品ともつながると考え、工業製品を作り出す「工場」をコンセプトとした店作りとする。店内ではダウンジャケットや寝袋をあらゆる角度から体験できる「仕掛け」を準備する。