ナイガイは20年秋冬、東光リミーの機能素材「テラックス・ケアテクト」を使ったレッグウェアや肌着、雑貨のブランド「整」(ととの)を発売する。肌側にテラヘルツ人工鉱石を主成分とした特殊プリントをすることで、遠赤外線放射により血行促進や疲労回復などの効果が期待されるという。
主販路はドラッグストア。初年度の売り上げ目標は小売価格で4億円。
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主対象は35歳以上の女性。未病予防やリカバリーなどへの関心が高いが、仕事や家事で忙しくケアに時間が取れない女性が、日常生活や寝ている間に身に着けるだけの手軽なケア商品として訴求する。
むくみや冷え、疲れをケアする商品の「ヘルスライン」は、膝や腕、手首のサポーターや、ソックス、インナー、腹巻きなどを揃える。むくみケアは一般的に着圧値の高いソックスが提案されているが、この商品は着圧ではないため、着用ストレスも軽減されるとみる。ゴムは柔らかな「NDX」を使用した。
くすみやくまなどをケアする商品の「ビューティーライン」は、マスクとアイマスクを企画した。両ラインも一般医療機器として販売する。
ふくらはぎサポーター4000円、クルーソックス1800円、タンクトップ4800円、腹巻き5000円、マスク2800円など。