シップスは関連会社のエム・エス・ティーを通じてアメリカントラッドのブランド「サウスウィック」の卸売りを拡大する。米国内に残る生産背景を生かして作ったオーセンティックなアメトラのウェアを26年春夏物から全国の専門店に販売する。
(柏木均之)
【関連記事】シップスが50周年記念イベント 「これからも服で高揚と安心届けたい」
サウスウィックは1929年創業。スーツやブレザーを米国内のトラッドブランド向けに生産していた縫製工場が母体だ。08年に「ブルックスブラザーズ」傘下に入ったが、20年に同社が経営破綻したことに伴い、一時閉鎖された。ブルックスブラザーズ傘下となる前から同ブランドの商品を扱っていたシップスが22年にブランドを引き継いだ。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!