バニラモード営業企画 栗山裕衣さん オリジナルブランドに挑戦

2023/02/15 11:00 更新


栗山裕衣さん

 今年2月にOEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)企業のバニラモード(岐阜市)に入った。母である栗山マキ社長が経営する会社でもある。

 栗山裕衣さんは、大学で社会学を学び、卒業後はイッセイミヤケに総合職として入社。販売促進やVMD、営業などに携わった。「自分が学校や仕事で学んできたことを家業に還元したい」という思いがずっとあった。バニラモード自体は18年に設立した会社だが、グループ会社のストロベリーファクトリーは創業60年近い縫製工場。繊維への思いは強く、3年を区切りに退社し、バニラモードで働くことを決めた。

 今進めているのは、オリジナルブランドの立ち上げ。レディス主体で、ユニセックスでも着用できる「バニラモード」ブランドでアパレルやネックレス、指輪など小物雑貨を販売する計画だ。自分が感じたインスピレーションを社長に伝え、社長がデザイン画にしていく。社長、裕衣さんの双方が共通して好きな黒がベースとなった服作りで、素材は地場の尾州産地から仕入れる。それをグループ縫製工場で作って、2月にサンプル作成までこぎつけた。

 これからブランドのEC販売に向けて準備していく。インスタグラムやティックトックなどSNSを使ったマーケティングは自分が担っていく計画だ。社長と二人三脚でブランドを成功させて、ゆくゆくは自分のブランドを立ち上げる目標もある。

 大学時代の卒論では、服作りにかける思いについて、岐阜で繊維産業に携わる人々にインタビューした経験もある。今度は自分がその産地を盛り上げていく役割を担う。

 くりやま・ゆい

 大学卒業後、イッセイミヤケに入社。22年2月からバニラモードに入社。

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