三越日本橋本店 日本伝統工芸染織展を開く 染織工芸の保護・育成へ

2023/06/07 17:00 更新


第57回日本伝統工芸染織展

 三越日本橋本店は6月12日まで、本館7階で「日本伝統工芸染織展」を開いている。染め、織りなど染織工芸の保護・育成を目的に日本工芸会が毎年開く国内最大規模の公募展で、今年で57回目となる。

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 応募作品124点から選ばれた入選作品65点に加え、重要無形文化財保持者の作品など計72点を揃えた。文部科学大臣賞を受賞した北岡悦子さんの紬織きもの「湖国の輝き」をはじめ、三越伊勢丹賞の磯緋佐子さんの花紗織きもの「雪国からの春便り」などを展示した。

文科大臣賞を受賞した作品

 三越伊勢丹は、今回の染織展をグループのサステイナビリティー(持続可能性)活動の一環として位置付けており、伝統工芸や芸術の振興に結び付ける。



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