三越銀座店は5月3日、新館8階に「アートアクアリウム美術館ギンザ」をオープンする。独自にデザインしたアクアリウムに金魚を泳がせ、光・音・香りで演出する常設展覧会で、エンターテインメント施設として新たな買い物体験を提供する。市中免税店だった同エリアを改装したもので、本館側は市中免税店を継続営業する。
アートアクアリウムは07年にスタートし、これまで国内外で計40回の展覧会を期間限定で開催しており、累計来場者数は1000万人超を動員している。常設展は20年に日本橋に開設したが、銀座三越に場所を移して進化させた。様々な分野で活躍するアーティストとの協業を始める。第1弾として、華道家の假屋崎省吾氏と組んで、金魚と生け花の世界を表現した展示を企画する。