ミマキエンジニアリングは市場の変化に対応したスピーディーな機種開発を加速する。テキスタイル・アパレル(TA)分野では、今春に開発したエントリー向けモデル「TS100-1600」をテコに活況を呈する中国市場を攻め、今期(22年3月期)のV字回復を狙う。
(中村恵生)
コロナ下で刷新した中長期成長戦略「ミマキV10」に沿って具体化を進め、25年度に営業利益率10%(20年度は営業赤字)へと短期で収益を改善する構え。重点の一つがスピーディーな新製品開発による市場拡大、コロナ禍で変化する市場や顧客ニーズに対応した事業展開だ。