イタリア発のファッションブランドといえば、糸や生地の生産地とのつながりが深く、物作りの現場と密接な関係を持っている。ミラノ・ファッションウィークは、これらのブランドのプレゼンテーションも見どころの一つとなる。25~26年秋冬は、素材にこだわった乗馬スタイルやワンカラーコーディネートが提案されている。
(青木規子)
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生地の生産地を旅する
ロロ・ピアーナは、アトリエのような部屋をしつらえて、生地の生産地を旅するコレクションを見せた。アルゼンチンに始まり、スコットランドのハイランド地方、メリノウールの地であるニュージーランドやオーストラリア。新作では、これらの地で生産された素材とともに、そのファッションやライフスタイルをイメージソースにした。