日本皮革デザイン促進委員会 「北斎」の限定店が好評

2017/10/31 04:25 更新


北斎漫画の「相撲図」などをモチーフに皮革グッズを展示販売している

 日本皮革デザイン促進委員会は、日本の皮革製品の良さをアピールする目的で26~31日に松屋銀座本店に開設している「葛飾北斎」をテーマにした期間限定店が好評を得ている。

 同委員会の独自ブランド「創悦」として、北斎の描いた作品をモチーフにしたバッグ、革小物、帽子、ウェア、トントン相撲セットなどを、ヌメ革製品を中心に展示した。すべてが国産品。受注生産する「神奈川沖浪裏」と「凱風快晴」(通称「赤富士」)をプリントしたトートバッグ(3万9000円)がとくに人気だ。在庫切れとなる革小物もある。

 同委員会はB to B(企業間取引)の展示会だけだったが、今回初めて消費者向けイベントを行った。今後も開催する。同委員会は経済産業省の皮革産業振興対策事業における「皮革産業高付加価値化事業」の一環として、3年前から日本の皮革製品のデザインのPR活動など進めている。




この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事