ルミネは同社社員や取引先店舗の従業員が利用できる研修センター「ルミコヤ」を開設した。研修センター設置は初めて。ルミネ池袋が入る複合施設、メトロポリタンプラザビルの17階に開設した。施設面積は約440平方メートル。ルミコヤは「ルミネ」と学びの場である「寺子屋」を組み合わせて、施設名称とした。
三つの研修ルーム(ルーム1~3)と入り口近くのラウンジ、店舗を再現した「ルミコヤショップ」で構成。ルーム1と2は各約99平方メートルで、可動式の間仕切りを外すと1部屋で使用できる。最大100人前後の利用が可能だ。
ルーム2は壁面の一部を鏡張りにし、「笑顔トレーニング」などができるようにした。ラウンジは「研修の合間などに研修生が気分をリフレッシュし、交流も促すカフェのしつらえ」にした。「社員やショップスタッフの感性を磨く」ため、グラフィックデザイナーのリカルド・ゴンザレス氏制作のアートを壁面に設置した。
ルミコヤは「リアルなショップ空間でVMDや接客スキルを強化する」目的で作った。ロールプレイング研修などを行う。隣接するルーム3の可動式間仕切りを外し、一体的に利用することができる。